ターミナル崩壊後の銀妙というか日常
ターミナル崩壊後 帰路
新「万事屋、すごいことになっちゃいましたね。銀さん。」
神「見事にボロボロアル。今日どこで寝るネ、銀ちゃん。」
妙「部屋がむき出しだわ、銀さん。」
定「わんっ」
銀「なんだよお前ら、俺に言われても知らねェよ。そりゃあんだけの闘いだったんだ。こうもなるだろうよ。」
お登勢「あら、おかえり。なんだい、ボロボロじゃないか。」
銀「ババア、よく生きてたな。まあな、年甲斐もなく派手にケンカしてきたからな。」
お登勢「ふっ。いつまでも中身はガキだねぇ。…今日は新八んちで世話になんな。あいにくこっちはたまの看病で手一杯だよ。」
神「たま…大丈夫アルか。」
お登勢「さぁね。今源外のジジイが来て必死こいて修理してるよ。」
新「たまさん…」
銀「…たまのことはババアとジジイに任せとけば大丈夫だろ。おら、いくぞ。」
志村邸
新「幸いここは火の粉を免れたようですね、姉上。」
妙「そうね。ほら、みんなさっさと上がって。ケガの手当てしちゃいましょ。」
神「ひゃっほーい‼︎久しぶりにお泊まりアル‼︎」
銀「てめェは元気だな。」
妙「神楽ちゃん、先にお風呂入ってきていいわよ。その後ケガの手当てしましょ。寝間着は私の貸すわね。」
神「姉御、あんがと‼︎入ってくるネ〜」
新「僕、お布団用意してきます。」
妙「新ちゃん、よろしくね。銀さん、先にケガの手当てしちゃいましょうか?」
銀「あー?俺は後でいいから、新八の先に診てやれよ。」
妙「そうですか。じゃ、後で診にきますね。銀さんの寝間着…これでいいかしら?」
銀「おう。」
新・神・定「スースー…」
妙「あら。ふふ。神楽ちゃんたら髪の毛も乾かさずに。」
銀「こいつらも夜通し闘ってたからな。あんなとこまで付いてきやがって。」
妙「本当…成長したわね、2人とも。」
銀「ああ…この2年でさらに強くなったよ。」
妙「銀さん、手当てしましょうか。」
銀「悪ぃな。」
妙「体、ボロボロじゃないですか。よく生きていられますね。」
銀「仕方ねぇだろ。バケモノ闘ったようなもんなんだから。いっづ‼︎も、もう少し優しくしてください、オネーサン。」
妙「言われなくても優しくしてますよ。」
銀「……」
妙「……みんな銀さんに会いたかったんですよ。」
銀「…」
妙「2年間、どこ飲み歩いてたんですか。」
銀「…」
妙「ズズッ……本当に、生きててよかった。もう2度と会えないんじゃ無いかと…」
銀「…泣くなよ。」
妙「だって…」
銀「生きてるだろ。」
妙「ううっ……おかえりなさい、銀さん……」
銀「……ただいま」
銀「んっ…ふぁぁ…あ?」
妙「スースー…」
銀「…お前も疲れてんだろうによ。ったく、自分のこと後回しにしやがって。」
チュンチュン
妙「…ん、あら、私看病の途中で寝ちゃって……銀さん……運んでくれたのかしら。」
台所
新「神楽ちゃん、まだ寝てていいのに。朝ごはんなら僕が作るよ。てか神楽ちゃん、卵かけご飯しか作れないでしょ。」
神「ふっふっふ…ぱっつぁん、舐めてもらっちゃ困るぜ…この2年間、私が何もしてなかったと思うアルか?」
新「何このキャラ、うざいんですけど。」
神「私のレパートリーに新たに加わった…それは…納豆卵かけご飯アル‼︎」
新「もういいよ神楽ちゃん…ご飯よそっといて。」
妙「新ちゃん、神楽ちゃん。」
神「あ、姉御‼︎おはようネ。体は大丈夫アルか?昨日はあんがとネ、看病してくれて。」
新「姉上、おはようございます。体、大丈夫ですか?」
妙「2人ともおはよう。私は大丈夫よ。それよりごめんなさいね、寝てしまっていたみたいで…私も手伝うわ。」
新「あ、姉上、もうすぐできるので茶の間で待っててください‼︎」
神「そ、そうネ‼︎それに姉御、昨日ずっと看病してくれてたでしょ?私たちに任せて、姉御は休むヨロシ。」
妙「そう?じゃあ、お言葉に甘えて2人に任せるわね。」
新「姉上、もう少しで出来るので、銀さん起こして来てもらってもいいですか?」
妙「わかったわ。」
銀「……うう、く、くるしい、…つーか重」
定「スースー…」
妙「あらやだ、銀さんが定春くんに潰されてるわ。定春くん、朝ごはんよ起きて。銀さんも。」
定「くぅ〜ん…わん!」
銀「いってぇぇぇぇえ‼︎おい、定春、踏んでる‼︎銀さんの銀さんを踏んでるからァ‼︎」
妙「銀さん、おはようございます。」
銀「おはようございます、じゃねェだろ‼︎俺今瀕死状態なんだけどォ‼︎」
妙「昨日のけがより酷くないから大丈夫ですよ。もうご飯出来上がるみたいなので起きて来てくださいね。定春くん、行くわよ。」
定「わんっ‼︎」
銀「ゼェゼェ…あー死ぬかと思った。」
妙「銀さん、昨日ありがとうござます。」
銀「…ああ。お前、自分の心配もしろよな。」
妙「ふふ。はいはい。」
新「あ、銀さん、おはようございます。」
神「おはようネ。銀ちゃん早く座ってヨ。お腹すいて死にそうアル。」
銀「…おはようさん。テメェら朝から元気だな。」
神「さ!食べるアル!」
一同「いただきまーす」
銀「なあ、神楽ちゃん。飯よそったのお前だろ。何なのコレ、最近マンガでもみないよコレ、山盛りご飯。」
神「うるさいネ。朝ごはんは沢山食べた方が美容にいいアル。」
銀「どこがだよ。あのな、俺たちはお前ら夜兎みたいに毎朝3合平らげる化け物じゃねェの。ダークマターがねぇってことは新八が作ったの バキッ
妙「銀さん、口に米粒ついてるわよ。」
新「あーもう。なんで銀さんはいつも自分から地雷踏むかなぁ。」
神「姉御、おかわりヨロシ?」
ちょい銀妙だけど、ただの日常ですね。